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カンゲキシネマズ③『A FILM ABOUT COFFEE』

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こんにちは。tutuiの石倉です。
今回の神藤さんのエッセイは飯田市の千劇で4月9日から17日まで上映されるコーヒー映画についてです。

映画に関連して飯田の「ATAGO」さんで開催されるイベントもお勧めですよ*

ではどうぞお楽しみください♩

「カンゲキシネマズ③ 『A FILM ABOUT COFFEE』


僕はコーヒーを仕事(の一つ)として選んだ理由のなかに、「今はコーヒーが飲まれ過ぎてるんじゃないか」という想いがある。コンビニの100円コーヒーも随分おいしく、いつでもどこでも飲めることは間違いなく豊かなのだけれど、たとえば朝のたった15分の余裕を誰もが持てて、気に入ったコーヒー豆を淹れる時間が2日に1回でもあることの豊かさのほうが僕にはしっくりくる( 丁寧にドリップするとき、二湯目に立ち昇るあの甘い香りをみんなに知ってもらいたいなぁ、といつも思う)。
実際、100g800円する豆を買っても自分で淹れる方がコンビニの100円コーヒーと同じ値段で自分の好みの味を飲めるわけで、いつもコスパって何だろう?と考えてしまう。
今コーヒーの世界を席巻している流れも、アプローチこそ逆の方向を向いている自覚はあるも底にある気持ちは同じだと思ってると、自分を鼓舞する意味もこめて言っちゃおう。
アメリカで勃興した「サードウェーブ」という、農家さんの生活環境の改善から果ては味そのものまで変えたこの流れは、巨大な波となって日本も飲み込んだ。乱暴に言ってしまえば、"質より量"へのカウンターとして"量より質を"、そしてその恩恵を生産者から消費者まで全ての人々に。この波を、ぎゅっと1時間に凝縮して捉えた映画『A FILM ABOUT COFFEE』。
はじめて口にした時の衝撃が、物凄い映画を観た時みたいに僕のコーヒーの概念を激しく揺さぶって今も残っている「大坊珈琲」のネルドリップと、「ベアポンド」のジブラルタル。その店主のお二人もこの映画に出演されている。そんな芸術みたいなコーヒーが飲めるのも日本なら、インスタントコーヒーの発明も日本。質から量まで勢揃いだ。
それくらい僕らの生活に染み渡っているコーヒーの"今"を垣間見れるこの映画は、4/9〜17まで千劇で上映されます。上映にはその場でコーヒードリップの試飲付き!コーヒーの香りと一緒に楽しんでもらいたい映画です。」